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素材と工法(下地)


左官の仕上げを支えるのは下地です。
塗り仕上げをする場合は、下地は非常に重要であります。下地の構成が粗悪では仕上げに適正な材料を使い入念に施工をしても仕上げられた壁面に欠陥が生じます。したがって仕上げをする前に特に下地の点検を行い、欠点があれば補正を行います。特に注意する個所は、開口部(窓・出入り口)や角の部分で、この部分は、下地の収縮、変形等によってひび割れが生じやすいので、平ラス、または寒冷紗等を張って補強し、ひび割れを防ぐ措置をする事が重要であります。下地の欠陥によっては各々の下地によって、塗り仕上げ層から構造体への力の流れが異なります。構造体が変形した場合にひび割れの現れ方や、浮きの過程や種類も変わってきます。左官塗りをする場合は、下地が弱く剛性のないところに、強度のある塗り材は使用できません。左官工法の基本はあくまでも、下層の塗り層は上層の塗り層より強度・剛性とも大きくてならなくてはならずこれが左官塗り構成の原則一つであります。

コンクリート系建物の下地 ○コンクリート下地
○コンクリートブロック下地
○れんが積み下地
木造系建物の下地 ○ラス張り下地
○合板下地
○木毛・木片セメント板下地
内壁下地 ○木舞下地
○バンブーネット下地
○せっこうラスボード下地
○せっこう平ボード下地
○せっこうボード直張り下地
○木ずり下地