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合成樹脂塗仕上げのテクスチュア

 

柔軟性と融通性が高く、さまざまな色彩・テクスチュア表現が可能

合成樹脂床塗材の種類は数多く開発されており、さまざまな色彩・テクスチュアの表現が可能。塗り材それ自体が接着剤としての機能を持っているだけに、いろいろな骨材を混入させて多彩なテクスチュアを得ることができる。

 

合成樹脂床塗仕上げ
特徴 エポキシ樹脂系合成樹脂を硬化剤と混合した後、天然石骨材とよく混練りしたものを、鏝塗りして仕上げる。骨材により多彩なテクスチュアを表現できる。
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合成樹脂床塗仕上げ
耐久性と柔軟性に優れ、多彩なテクスチュアの選択が可能
■特色
合成樹脂の床塗材は、パネルなどの工場生産品と比べて継ぎ目がないうえ、現場での「おさまり」が利くというメリットがある。また耐久性にも優れ、下地に対する接着性も高いことから適応範囲は幅広い。製品によっては多彩なテクスチュアが表現できる意匠性の高いものもあり、用途によってさまざまに選択できる。ここでは骨材として天然石を使用したものを紹介する。
■適した部位
主としてコンクリート、モルタル下地の床・歩道・プールサイドなどに用いられる。
■性能評価
広く使われているのは、酢酸ビニル樹脂系、エポキシ樹脂系、合成ゴム樹脂系の三つの系統で、いずれも耐久性の点で優れており、製品によっては耐薬品性や防水性も高い。天然石使用の製品は透水性、ノンスリップ性に優れる。
■施工工程
原則として下地は十分に乾燥させておく。また樹脂の粒子は極めて細かく流動的であるので、下地の接着面は、金鏝などで十分に押さえ込むなどして平滑にする。加えて、各塗りの層の硬化や乾燥は十分に行い、ほこりや油脂などが付着しないように留意して作業を進める。また製品による可使時間を守って使用すること。
施工工程断面図
(エポキシ樹脂系:コンクリート下地の場合)
※モルタル塗りを省き、コンクリート直押仕上げとする場合もある。
施工工程フローチャート
(エポキシ樹脂系:コンクリート下地の場合)
■下地
コンクリートはじめ、セメントモルタル、ALCパネル、PLパネルなどあらゆる種類の下地に適応できる。
■材料と調合
製品ごとに差異はあるものの、材料は、合成樹脂+触媒+添加剤という主材に加えて、骨材+顔料を配合するというのが基本的な組成である。
■仕上げ
樹脂の中でも特に速乾性のもの(エポキシ樹脂系など)は、施工時間が限定されるので、素早く塗り付けていく必要がある。所要量を均一に、地ムラや饅ムラなく平滑になるように留意する。樹脂系材料の一般的な特徴として、硬化は速いが、過酷な使用に耐えるまで硬化するには1週間から2週間ほどかかる場合がある。そのため施工完了後は、表面にワックスをかけたり、ビニールシートをかけるなどして養生を必要とする場合がある。
■メンテナンス
合成樹脂自体の収縮率はごく小さいものだが、下地が収縮してひび割れると表面にもクラックが生じやすいので、事前に施工の段階で下地の処理を十分に施しておく必要がある。
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